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Access でレポートに改ページを設定する方法。

Access で伝票レポートの上部分を作成しましたが、レポートウィザードで「単票形式」を選択したはずなのに、次のレコードも同じ画面に表示されています。

access-query532.gif

これは1レコード分を表示した後に、「改ページ」を入れることで解決できます。Accessではプロパティで改ページを簡単に設定できます。


【1】Accessのファイル「SampleDB020.mdb」を起動します。


【2】オブジェクトで「レポート」を選択します。

access-query540.gif


【3】前回作成したレポート「R02Slip」を選択し、デザインをクリックします。

access-query541.gif


【4】レポートのデザインビューが開きました。

access-query533.gif


【5】「詳細」セクションを、マウスで右クリックします。

access-query534.gif


【6】コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。

access-query535.gif


【7】プロパティの「書式」タブを選択し、改ページで「カレント セクションの後」を選択します。

access-query536.gif

カレント セクションの後とは、今回の場合は詳細セクションを表示した後に改ページするということになります。(詳細セクションのプロパティで設定したので)

初心者のうちはセクションと改ページの関係が掴み難いかもしれませんが、いろいろ組み合わせて試行錯誤しているうちにわかってきます。


【8】設定したらプロパティを閉じてください。

access-query537.gif


【9】印刷プレビューで確認してみましょう。

access-query538.gif


【10】これで1ページに1レコード分が、単票形式で表示されるようになりました。

access-query539.gif


【11】レポートのページを切り替えて、他のレコードもちゃんと表示されるか確認してください。


【12】レポートの変更を「上書き保存」します。

access-query542.gif


【13】保存したらレポートは閉じてください。


すでに気付いた人もいると思いますが、実はもう一箇所修正が必要なところがあります。それはレポートの2ページ目以降で、「伝票」のラベルが表示されない点です。これはラベルを配置しているセクションの関係ですが、次回に解決することにします。


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