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Access 販売伝票のクエリ作成

今回はクエリの使い方について説明します。クエリの1つ目の機能は、テーブル同士をつなげて表示できることです。


【1】前回作成したAccessのファイルを起動します。


【2】画面が開きますので、オブジェクトの「クエリ」を選択し、「新規作成」をクリックします。

s01-Q01.gif


【3】新規作成の画面が開きますので、図のように「デザインビュー」を選択し、「OK」をクリックします。

s01-Q02.gif


【4】テーブルの表示画面が開きますので、図のように「T02顧客マスター」と「T03伝票」を選択し、「追加」をクリックします。

*テーブルは1つずつ追加してもかまいません。

s01-Q03.gif


【5】テーブルが追加できたら、「閉じる」をクリックしてテーブルの表示画面は閉じます。

s01-Q04.gif


【6】クエリのデザインビュー(画面)で顧客CD同士が線で結びついていることを確認します。

s01-Q05.gif


【7】まずクエリをデザインします。「伝票NO」をダブルクリックすると、下の画面に「伝票NO」が追加されました。

s01-Q06.gif


【8】同様に「日付」、「顧客CD」、「顧客名」をダブルクリックして追加します。

s01-Q07.gif


【9】ツールバーの「保存」をクリックし、クエリ名に「Q01伝票」と入力し、「OK」をクリックします。

s01-Q08.gif


---↓ここから少しクエリの練習に入ります。

【10】ツールバーの「ビュー」をクリックし、クエリをデータシートビューで開きます。

s01-QP01.gif


【11】以下の図のようにデータを入力してみましょう。

ここで注目するのは、顧客CDを入力(Tabキーなどで確定した時)に顧客名が自動で表示されることです。クエリを使うと、顧客マスターから顧客名を参照することができます。

*クエリから入力、変更したデータはテーブルに反映されます。

s01-QP02.gif


【12】練習で入力したデータは不要ですので削除します。削除したいレコードを選択した後、「Delete」キーを押すと削除できます。

s01-QP03.gif


【13】練習が終わったらクエリの画面を閉じます。

s01-Q09.gif

---↑クエリの練習はここまで


【14】データベースウィンドウでクエリができたことを確認します。

s01-Q10.gif


【15】同じ要領でクエリ「Q02明細」を作成します。テーブルは「T01商品マスター」と「T04明細」を使います。

s01-Q11.gif


【16】以下のようにフィールドを追加します。

access-001.gif

*「CD」はオートナンバーなので追加する必要はありません。自動的に入力されます。


【17】クエリ名は「Q02明細」とします。保存したらクエリは閉じます。


【18】2つ目のクエリができたことを確認します。

s01-Q13.gif


このようにクエリは複数のテーブルを結合して、あたかも1つのテーブルのように表示したり、他のテーブルのデータを参照したりする便利な機能がたくさんあります。

データベースを習得するには、いかにクエリを使いこなすかがポイントです。クエリでデータを表示できれば、あとはフォームやレポートで表示するだけなので簡単です。逆にクエリで表示できなければ、フォームやレポートで表示することはできません。

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