Accessは、インターネットと組み合わせることで、
アイデア次第では、活用範囲がグッと広がります。
データベースソフトであるAccessの使い方として一般的なのは、
会社などで業務システムとして活用することです。
または個人用のデータベースソフトとしても広く使われています。
どちらにしても、パソコン単体(スタンドアロン)か、
せいぜい社内のネットワーク内で使われることが多いですよね。
でもAccessをインターネットにつなぐと、面白い使い方ができるのです。
Accessは、VBAというプログラミング言語で、プログラムを書くことができます。
実はプログラムを使えば、インターネットにアクセスすることも可能なんです。
例えば、ブログなどで使われているRSSや、XMLを取得できます。
私は「今、どんなキーワードが検索されているか」調べるために、
検索サイトで公開されているRSSを取得し、Accessで集計したことがあります。
まさにリアルタイムで情報が変化していくので、便利でした。
株価やオークション情報を取得することも可能です。
また、Accessでメールサーバーに接続すると、メールを送受信することができます。
Accessはデータベースソフトですから、情報の蓄積は大得意です。
まさにメールソフトとして使うには最適、最高なんです。
テーブルに蓄積した顧客メールアドレスに送信したり、
受信する時には、自由自在にいろんな条件を加えることができるので、
迷惑メールなんか100%シャットアウトすることが可能です。
他にも社内の報告書を特定のメルアドに送信するように決めておけば、
本文を解析して、データベース化するなんてことも簡単にできます。
Webサイトのフォームから送信したメールをAccessで受信すれば、
ネットショップや旅行会社の予約システムを構築することさえできるのです。
このようにAccessをインターネットにつなぐことで、
アイデア次第で活用範囲は大きく広がるんです。
Accessでのメール送受信に関しては、専用の入門講座を用意します。
その前に、Excel(エクセル)でも同じように可能なので、
よかったら予習として活用してください。
メール送信・受信プログラミング初心者入門(Excel版)
メール送信・受信プログラミング初心者入門(Access版)
ps:
Access版は準備中です。