データベースのレコード数が多い時は、便利な機能です。
イメージとしては、以下のような感じです。
まず伝票の一覧を表示するフォームを作り、コマンドボタンを配置します。

フォーム ビュー画面で動作を確認すると、
コマンドボタンは、レコード毎に表示されます。

各伝票のコマンドボタンをクリックすると、

該当する伝票レポートだけを表示できます。

この機能は、既存のレポートやクエリが使えるので、
フォームを一つ追加して、VBAプログラムを1行書くだけで、実現することができます。

Private Sub cmdPrint_Click()
DoCmd.OpenReport "R02Slip", acViewPreview, , "SLIP_CD = " & Me.SLIP_CD
End Sub
上記のようなフォームを実現するには、どうしたらいいか?
課題として、挑戦してみてください。
これまでに学んだ知識で出来ます。
【ヒント】
伝票の一覧を表示するフォームは、ウィザードで作り、
デザイン ビュー画面で、ちょっと調整するだけです。
フォーム名は、「F05SlipAll」としてください。
レポートは、これまでに作った「R02Slip」をそのまま使うので、
新たに作成する必要はありません。
解答例は、あとで掲載します。
でも出来るだけ、ご自身で考えてみてください。
そのほうがプログラミングが上達します。