Access以外のデータベースでもクエリの重要性は一緒です。まずは簡単なAccessでクエリの基本的な使い方を学びましょう。
クエリを学ぶにはAccessで空のデータベースを作り、その中にいくつかテーブルを用意する必要があります。今回はクエリ練習用のデータベースの作成手順を説明します。
【1】スタートからAccessを起動します。

【2】「空のデータベース」を選択し、「OK」をクリックします。

【3】新規作成ダイアログが表示されたら、適当なフォルダを指定します。ファイル名に「クエリ練習.mdb」とし、「作成」をクリックします。

【4】新しいデータベースが作成されました。

【5】オブジェクトで「テーブル」を選択し、「新規作成」をクリックします。

【6】テーブルの新規作成ダイアログが表示されたら、「デザインビュー」を選択し、「OK」をクリックします。

【7】テーブルのデザインビューでフィールド名、データ型を以下のように指定します。

【8】分類CDの行を選択し「主キー」をクリックします。

【9】分類CDに主キーが設定されました。

【10】「保存」をクリックします。

【11】保存ダイアログが表示されたら、「T01分類マスター」と入力し、「OK」をクリックします。

【12】テーブル名がT01分類マスターになりました。

【13】「ビュー」をクリックします。

【14】以下のように分類CDと分類名にデータを入力します。

【15】保存したらT01分類マスターは閉じます。
【16】同じ要領で、T02食品マスターを作成しデータを入力します。

これでクエリ練習用のデータベースができました。次回からはクエリを使ってデータを加工し表示する方法を解説します。